2020年11月28日

 

三軒茶屋のsundayというカフェギャラリーでジョナス・メカスの『歩みつつ垣間見た美しい時の数々』を観た。

 

上映前に企画者の女性が軽い挨拶をして始まる。

メカスとメカスの家族とメカスの親しい友人達とその他の人々や動物や自然が映る。見ず知らずの色々な人が微笑み踊り歌う。ただひたすら眺める。光を見つめる。

集中力が切れて映画と直接関係ないことを考え始める。夢想する、妄想する、回想する、イメージ。その連続。全てまとまりがなく、宙ぶらりん。

 

最初の休憩、外に出てタバコを吸う。天気が良くて光が気持ちいい。道路の脇の街路樹が風で揺れている。世界が美しく感じる。

 

暗転、光が壁に、そこから目に届き、映写機をカラカラと回す音が聞こえ出すとまた夢想状態というか、よくわからない感覚に入り心地よい。色々思考したけど殆ど覚えてない、でも色んな人が出てくる。一緒にあるようなこととはイメージすることだ。

 

章が変わるテキストを見て時間が存在するというか切れ目が確認できるけどあとはずっと宙ぶらりん。

 

1章から12章まであるけど10辺りからずっと寂しかった。今まで無秩序でバラバラだった時間が収束、流れているのを感じて寂しい。バカンスみたい。バカンスは喜び、寂しさ、ユーモア

と慎太が言っていたことを思い出す。

 

いい夢みれそう、書いてる今もう朝だけど

おやすみ